2018/11/17 16:31


きっかけは「スチールキャンバスバスケット」でした。
(鉄製の細身のフレームにやや大きめのキャスター、そのフレームにはキャンバスバスケットが取り付けられているアメリカ製の工業製品)

以前アメリカへ旅行した時、レンガ造りの古い工場の脇に無造作に置かれているのを見て「カッコいいな〜、こんな感じの物を作りたい」と思っていました。
そこからキャスター付きアイアンバスケット作りが始まりました。


「日常生活で使える物」

というところから、バスケットのサイズは雑誌やファイル・LPレコードを基準にしています。

「素敵な表紙はなるべく全体が見えた方が嬉しい」と思い、バスケットの形となる棒の本数を少なくし、隙間を大きくして中身を見えやすくしました。(小さな物は落ちてしまうのですが…苦笑)

底板はコタツの裏板などに使われる「ハードボード」。
変な話、表面よりも裏面(ザラザラした網目状)が気に入っています。

取っ手は他の形(バスケットの積み重ねが出来る)も考えたのですが、自分はあえて「さっぱり」「潔く」何でもないシンプルな形にしました。

キャスターは収納スペースを考えると小さい方が良いのですが(高さを抑えられるので)、あの工業製品の様にしたかったので、このバスケットのサイズにしては少しだけ大きな物を選んでみました。


そんなこんなで出来上がった「キャスター付きアイアンバスケット」。
収納する事が楽しくなってもらえたら…と思っています。